私が体験した本当に本当に最高な夏の話をします。
※レポじゃなくて雑感なのであしからず。
8月17日 18時公演 六本木EXシアター
「~君たちが~KING'S TREASURE」TravisJapan公演を見てきました。
基本的にはあまり「この公演は特別だった!」って話はしたくないんです。いつも全力でやってる彼らに失礼だし、日によって内容に差があるってプロとしてどうなの?って想いもあるので。でもそんな私でも思わず「特別だった」と言ってしまうような公演でした。月並みな言葉で申し訳ないけど、すごかった。
はじまる前からどこかしら今日でこの形のTravisJapanを見れるのが最期なんじゃないか?って想いは多分会場全体に充満してて、どうしょうもないけど、みんなそれを受け入れるしかなくて、隣にいたお姉さんが「早く見たいけど、このまま時が止まってほしい!終わってほしくない!」って言ってて、本当にそれがすべてだなって思った。人数のことを抜きにしても、今回の単独はセトリ・演出・パフォーマンスどれも素晴らしくて、3日間じゃ勿体ないなって思ってたし。もっといろんな人に見せて自慢したかった。
いつもどおり始まる公演。
ちゃかちゃんのソロダンスが本当に綺麗。
いつもどおりじゃなかったのは前半の中盤にある美勇人のソロ。
Crazy about youのサビで弟組が出てきた。すごい歓声だった。サビだけだから本当に一瞬、ガッシガシのフリーダンスしてすぐ捌けちゃったけど、すごくすごくかっこよかった。正直ここで出て来るのずるいよって猛烈に泣きそうになったけど、ちゃんと見なきゃって耐えた。一瞬すぎて私は確認できなかったけど、美勇人も驚いてたっぽいってレポもみたから、もしかしたらサプライズだったのかもしれない。
まだトラジャになったばかりの頃、全然踊れなくてプロ意識もなかった弟組に、次ちゃんと踊らなかったらぶっ飛ばすって怒ってた美勇人のソロ。こんなに踊れるようになったんだよ!もう俺ら大丈夫だよって見せつけるみたいな渾身のフリーダンスだった。泣き崩れる会場に対して、弟組はとてもいい顔で踊ってて「美勇人くんも頑張ってね!」ってエールにも見えた。
いつもどおり楽屋トークのようなMC。すっかり進行が板についたカジリーグ。本当にいつもどおりで、何事もないように進むコンサート。みんな強いなって関心した。こっちが不安にならないように、感傷的にならないように、くだらない話で盛り上げてくれる。みんな本当に強くて優しいな。強くなった。
ちゃかちゃんの「TravisJapan公演!ラストはこれだ!」で始まるGuys PLAYZONE。
大好きな大好きなナンバー。この夏これが聞けるとは思ってなくて初日に嬉しくて震えた。
この日のGuysが本当に美しくて、私はあの光景を一生忘れないと思う。
最後のサビ前のカウントダウン「4,3,2,1」本当に本当に本当に終わってほしくなくて、この一瞬が永遠になれなんて青春漫画のようなことを本気で思った。すごい後列からだったけど、後ろから光を受けて腕を振り上げて全力で踊るトラジャを見て、ああなんて強くて美しいんだろうと心から思った。白シャツに黒の指ぬきグローブ、うみちゃんなんてラストなのに片手忘れてた。けどそのシンプルな格好が余計にかっこよくて、本当に美しいと、時に華美な装飾は邪魔になるのかもしれないと思った。最近は腕の角度まできっちり合せて、揃えることに美学を感じるトラジャだけど、Guysの時だけはそんなこと微塵も感じさせなくて本能のまま魂を震わせて踊ってた。ほんの一瞬でも見逃したくないのに、涙で視界が揺れてしまって、そんな自分にひどく腹がたった。
こんなに美しい夏があっていいのかと本気で思った。
やりきったメンバーの背中がかっこよかった。
会場からはここ3日間で1番大きい歓声があがったし、誰もが心の底から「Guys PLAYZONE」と叫んだと思う。全力で踊る彼らのエネルギーに応える声援との相乗効果がすごかった。後ろ向きに並んで手を挙げた彼らの前にバっと幕が下りて終わるエンディング、言葉は多くないけどいつもパフォーマンスで伝えてくれる彼ららしかった。
めちゃめちゃ痺れるGuysの後のアンコール「Don't You Get It」。必ず笑わせるのも忘れない彼らが愛しい。一見ふざけてるように見せても、きちんと高度なダンスは見せてくる。まさに彼らしかできなパフォーマンスだと思った。
Wアンコール。特別にもう1曲やってくれることに。
「準備~準備~~~♪」とニコニコしながらヘッドセットを付ける彼らに会場中があっけにとられる。ヘッドセット???そして流れる「it's gotta be you...」
割れるような歓声が会場に響き渡って、笑ってるのか泣いてるのか分らないような「ヤバい…ヤバい…」って声があちこちで聞こえた。最近彼らの十八番ナンバーになっているV6のSupernova。文句なしにかっこいい。ただ、とにかく踊りがハードな曲。全編全力でやりきった彼らには相当きつかったと思うけど、お手振り曲とかじゃなく、最後までかっこよく踊ることを選んだ彼らが本当にかっこよくて、誇らしくて、愛おしかった。
トリプルアンコール、トラジャコールに応えて出てきてくれた。1人ずつ挨拶。
みんながいたから踊りきれたというしめちゃん。
一緒に幸せになって綺麗になろうというのえたん。
マイクなしでありがとうと叫ぶ朝日。
みんなと同じ気持ちというしーくん。
ファンの温かさに痺れた、奇跡の公演だという美勇人。
感極まってしゃべれなくなっちゃうちゃかちゃん。
そしてもう立てないくらいヘロヘロのうみちゃんが
メンバーに鼓舞されて叫けんだ言葉に心がぐちゃぐちゃになった。
俺らのこと好きかーーーー?
本当に好きかーーーー?
ついてこれるかーーーー?
そのままでいてくれーーー!!
そのままでいるよって心の中で何度思っても足りなかった。
みんな本当に美しかった。かっこいいもかわいいももちろんあったけど、本当に本当に美しくて、
心が震えて、この気持ちをどう表現していいのか、語彙力のない自分を呪う。
挨拶終わって捌けようとした時に
うみ「……とらびずじゃぱーんってやらないの?」
TJ「あ!そうだよ!そうだ、そうだ!も~グダグダじゃん!」
しず「これが俺たちだっ!」
って半笑いでステージ中央に戻ってくるトラジャがいつもの知ってるトラジャで、愛おしさで爆発しそうになった。本編終わりはいつも「We are~~~?」って客席に呼びかけてグループ名を呼ばせてくれるんだけど、最後は「俺たちが~~~?」だったね。興奮して忘れたかな(笑)
あといつもは横並び手つなぎだったけど、この日は円陣を半分にしてて、ファンも中に入れてくれてるみたいで嬉しかった。グイって円の中に引っ張られた美勇人が最後まで楽しそうにキャハキャハ笑ってて、とっても印象的だった。やっぱり笑ってる顔がいいよね。
終演後、鳴り止まない拍手の中、半数以上が泣く客席を見て、良い公演だったなって思った。悲しいとか寂しいとか色んな感情があったと思うけど、いずれにせよこんだけの数の人間の心を震わせたのだから。明確な言葉は何もなかったけど、彼らのステージにはそれだけ訴えかけるものがあったんだよね。じゃなきゃ涙なんて流れないよ。
トラジャ担は舞台育ちで声を出すのが苦手と言われてたけど、この日はびっくりするぐらい声が出てて、そのたびにトラジャが嬉しそうな顔してくれて、こんな幸せな空間ってあるのか~って他人事みたいに思った。ギンギラギンもone chanceもTJ-CallingもGuys PLAYZONEも最高だったけど、1番最後のSupernovaで
Okay, let's do it \\babe//
挑発的な \\shake//
feelin' so high, and モウ \\ガマンデキナーーーイ//
ってとこまで大合唱になった時はいよいよ頭おかしくて最高だった((全力で誉めている))
これからのことなんてどうなるか分んない。
もしかしたら私が勝手に危惧してた変化もないかもしれないし、全然ちがう風に変わるかもしれない。でも変わらず応援したいし、頑張る彼らの素晴らしいパフォーマンスを1秒でも多く見たいなって思った。彼らが望むならもっともっと大きなステージに立たせてあげたいし、ファンの声でそれが叶うなら微力でもやれることはやりたいなって。終演後にグッズ買いに行ったらみんな同じこと考えてたみたいですぐにステッカーもヘアゴムも売り切れた(笑)大人しくペンラを買い足して帰りました。*1
彼らが頑張ってかけぬけた夏は最高に輝いていて、公演タイトルどおり、かけがえのない宝物になりました。素敵な夏の思い出をありがとう。これからも応援させてね。
それでは最後に、長々と読んでいただいて…
ちゃか「サンキュー フォー ザ eメール!」
朝日「はい!ジョージクルーニー 卵とじ!」
うみ「オーマイゴットファーザー降臨!…あれ?ここじゃなかった?」*2
おバカで可愛くてかっこよくて…そんなトラジャが愛おしくて心が爆発しそう